6月15日2022年

1月から、毎月1曲配信リリースしている『fly』シリーズ第6弾!

大阪の地下鉄、谷町9丁目駅の地上に上がる階段の途中にあるJAZZの店SUB。

そこはベーシスト、西山満さんが1970年に開いたお店だった。

西山さんは生き様が、存在がJAZZそのもので、その強烈な人柄に衝撃を受けた。

いつもJAZZへの敬意と愛が満ち満ちていて、JAZZを演奏できるようになりたくてしょうがなかった20代の頃にセッションに通っていた。

そこでは西山さんが校長先生みたいな感じで、ギターの竹田一彦さんが教頭先生。トランペットの唐口一之さん、テナーサックスの宮哲之さん、そしてピアノに竹下清志!という関西のトップJazzメンが集結していた。

このメンバーのセッションを聴いて、その後に自分も入れてもらうのだから、毎回必死だった。

どうやったらJAZZがplayできるようになるのか、そのヒントを先輩ミュージシャンの演奏から学ぼうと頑張ってた。
そしてみんな、いろんな質問に答えてくれた。
まさにJazz道場って感じだった。

セッションしていない時は西山さんが色んな話をしてくれる。

自分が出会ったJazz Giantとのエピソードや、JAZZにまつわるいろんな話。
酒を呑みながら熱く熱く喋りまくる。
それがまた面白くて、同じ話でも何回も聞いた。

そんな夜を何日も何年も過ごした。

SUBはすごく小さな店だが、MJQのMilt JacksonなどJazz Giantがふらっと現れた。
Sonny Rollinsもnishiという曲を録音している。
そんなJazz Giantとの話を聞くのが好きだった。

僕が1999年に東京に移ってからはSUBに行くことがらすごく減ったけど、心のどこかでは自分は西山組だという気持ちがあった。
西山さんにはほんとに可愛がってもらった。

そんな思いを描いた曲を、同じ西山組であるピアニスト竹下清志と2人で一発録りしました。

そこにIZPONのパーカッションが加わって、更にドラマチックになってます。
その音をHiroyuki Sanadaがミックス!

6月22日、配信開始です。

ぜひ聴いてみて下さい♬

MONKY

”MEMORIES OF SUB” 

Time  (5:18)


【Musician】

MONKY:Baritone Sax


Kiyoshi Takeshita:Piano

IZPON:Percussion

Composed & Produced by MONKY 

Recorded by MONKY 

Recorded at B.Y.G ,Izst(Tokyo)
Mixed and Mastered by Hiroyuki Sanada

(Silver Trash Can Studio NYC USA)

Artwork By Masayuki Shinha(Cetana Works.)

【楽曲説明】

雄大なピアノやパーカッションが織りなす躍動的なスピリチュアルなアンサンブルに、

MONKYのサックスブロウが黒く巡るブラックネス溢れるジャズナンバー

日本の大阪は谷町九丁目駅の、地下鉄へ繋がる通路に佇む小さなJazz club『SUB』。

数々のJazzレジェンド達が来店し、伝説を刻んできたその場所で、Jazz修行した思い出の日々を曲にしました。

東京渋谷で最古のライブハウス『BYG』の響きを生かし、サックスとピアノから瞬間瞬間に生まれてくる音楽を捉えた、臨場感溢れるサウンド。
一発録りならではのテンションの高い演奏が繰り広げられています。
パーカッションは後から録音しています。
その音源をHiroyuki Sanadaが丁寧にミックス&マスタリング。
リスニングにもフロアにも対応できる上質な音に仕上がっています。

ストリート感溢れるポップなアートワークはMasayuki Shinha。
地下鉄の音とJAZZがミックスされた『SUB』のイメージそのままにイラストにしてくれました。

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